COLUMNコラム

あなたの会社に最適な体験型研修の選び方
(種類・特徴・効果別比較)

2019.05.13

 「もっと効果の高い企業研修にしたい」ー そう願う多くの研修担当者が行き着く選択肢の1つ。それが、体験型研修です。

 アメリカ国立訓練研究所が発表した学習定着率を比較したピラミッド ー ラーニング・ピラミッドによると、一般的に、体験型研修は座学研修に比べ、研修後の学習定着率が最大約7倍近く高いという結果が出ています。そのため、今では座学研修で十分な研修効果を得られなかった企業の多くが体験型研修を導入しています。

 ですが、「これから体験型研修を導入しよう!」とお考えの方は注意が必要です。なぜなら、体験型研修は種類別に強みや効果が異なるため、研修選びを間違うと当初の研修目的が果たせないままとなってしまう可能性があるからです。

 そこで、この記事では体験型研修の種類別に特徴・強み・効果を比較し、あなたの会社に最適な体験型研修の選び方をお伝えしていきます。

体験型研修、種類別比較(特徴・強み・効果)

1.野外体験型研修の特徴・効果・強み
2.室内研修(体感研修)の特徴・効果・強み
3.室内研修(疑似体験研修)の特徴・効果・強み
4.室内研修(ビジネスゲーム研修)の特徴・効果・強み

比較1. 野外体験型研修の特徴・効果・強み


 一般的に、野外体験型研修には2種類あります。まず1つ目は自然体験(キャンプや自然の中でのレジャーなど)を通して社員間の親睦を深めることを目的としたもの。もう1つは、専門施設を利用した能力開発・組織開発を目的としたものです。

 この2つの野外研修に大きな違いがあり、前者の研修は、主に体験それ自体が目的となります。大きな特徴としては、自然体験は基本的に協同作業が必要となるため、社員間のコミュニケーションが活発になり、お互いの知らない一面を知ることができるなど親睦を深める事ができます。

 また、自然体験それ自体が大人から子どもまで楽しめるため、「楽しかった!」という思い出つくりには最適です。

 一方で、後者の研修は多くの場合、専用の野外研修施設を用いて研修を行います。プロジェクト・アドベンチャー(通称:アドベンチャー研修)と呼ばれるロープスコースを用いた野外研修が国内では最も有名で、大手企業の新卒・管理職研修や小・中学校でのクラス作り支援、一流アスリートチームのチームビルディング研修など幅広い用途で使用されています。

 アドベンチャー研修の特徴は、困難なアドベンチャー体験を通して個人そしてチームとして人間的な成長を促す点にあります。具体的には、チャレンジ精神や、やり抜く力、強固なチームワークなど、日常業務に必要不可欠な人間力を鍛えるには最適です。

 ちなみにですが、私たちマーヴェラスラボが実施しているのも、後者のアドベンチャー研修になります。

野外体験型研修の比較結果
●自然体験研修…社員間の親睦を深めるのに最適
●アドベンチャー研修…社員一人ひとりの人間力開発や組織全体の組織力強化をするには最適

比較2. 室内研修(体感研修)の特徴・効果・強み


 一方で、室内における体験型研修も様々な種類があります。まず取り上げたいのが、室内での体感研修と呼ばれるものです。扱えるテーマは様々で、新入社員研修での人間力の開発からリーダーシップ開発、マネジメント研修、チームビルディング研修が人気です。

 体感研修では、野外体験型研修でもご紹介したアドベンチャー研修同様、室内で心理的葛藤が引き起こされる室内ワークを用いて受講生の人間力、組織の組織力の開発を行っていきます。

・野外研修を実施したかったけれど、悪天候で室内研修に切り替えた。
・アドベンチャー研修施設までは遠いので、講師派遣で組織力の開発をしてほしい

そういった企業さまを中心に選ばれています。ただし、獲得する力が抽象的なため、研修効果の測定においてはアセスメントツールを使うなどしないと研修効果が測定しにくいです。ちなみに私たちが扱っている室内研修も、この体感研修です。

比較3.室内研修(疑似体験研修)の特徴・効果・強み


 室内での体験型研修は上記の体感研修の他にあと2種類あります。上記の体感研修では、研修中に扱う室内ワークが一見、ビジネス現場とは全く関係のないように見えるワークを扱う一方で、ビジネス現場を室内で疑似体験することで学びを深めていく研修が疑似体験型研修です。

 このタイプの研修でよくあるのは、ビジネスマナー研修やビジネススタンス研修と呼ばれる仕事場でのケーススタディを扱った体験プログラムを研修で疑似体験するものです。

 このプログラムの最も良い点は、日常業務と内容が非常に結びつきやすいため研修効果が現場に戻った後にも、わかりやすいです。また、疑似体験を扱うため、類似の問題が現場に起きた際の対応に優れた人材が育ちます。

 ただし、上記の体感研修と比べ、特定のビジネススキルの獲得に優れているものの、根本的な人間力の開発や意識改革にアプローチできるものではないので注意が必要です。体感研修が根本治療だとすると、疑似体験研修は対処療法という風に理解すると研修選びがスムーズです。

比較4.室内研修(ビジネスゲーム研修)の特徴・効果・強み


 最後になりますが、室内体験型研修にはボードゲームなどゲーム性のある遊びを用いて、特定のテーマ(例えば、チームビルディングや報連相など)について学ぶビジネスゲーム研修もあります。

 このタイプの研修の最大の特徴は、手軽にゲームに取り組むことが出来る点です。これらの研修を提供する多くの企業では、ボードゲームのみを販売する会社も多く、ゲームを取り寄せるだけで、簡潔に楽しみながら学ぶことができます。また、費用が安いのも特徴です。

 ただし、上記の他の研修と比べゲーム性が高い研修のため、受講生一人ひとりが強い目的意識を持ってゲームに取り組まなければ、「ただ楽しかった。」という体験だけで終わってしまいますので注意が必要です。

室内体験型研修の比較結果
●体感研修…野外研修と同様に、受講生の人間力・組織力の大幅な改革に最適
●疑似体験研修…仕事現場における、ある特定の力を磨くのに最適
●ビジネスゲーム研修…ある特定のテーマの概要理解、視点の獲得に最適

解決策:あなたの会社に最適な体験型研修の選び方


 いかがでしたか?これまで説明してきた通り、体験型研修にも多種多様あり、それぞれ一長一短がありますので、あなたの会社の研修目的に沿ったものを選ぶことが大切です。

 それぞれの研修効果については、人は感情が大きく動く主体的な体験ほど記憶に残りやすく、行動にも繋がりやすいため、一般的には

アドベンチャー研修=体感研修>疑似体験研修=自然体験>ビジネスゲーム研修

と捉えていただければ、間違いありません。

ぜひ、参考にしてみて下さい。
研修の効果についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にして下さい。
『野外研修』と『室内研修』 どちらが学習効果が高いですか?

 マーヴェラスラボで行っている体験型研修の研修事例についてご紹介しています。興味のある方は、以下のページより無料ダウンロードしてご覧ください。

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