COLUMNコラム

次世代リーダー育成|失敗しない3つのポイント

2019.06.11

”会社が急成長。社内に一貫した人材育成モデルがない。
これまでの各々のスキルに任せた組織運営では、そろそろ限界か・・・。”

 こうした背景から次世代リーダー育成プラン策定の必要を感じ、一貫した人材育成システム構築のご相談をいただくケースが増えています。この記事をお読みのあなたも、もしかすると「社内の一貫したリーダー育成プランを早急につくりたい」とお考えかもしれません。

 しかし一方で、自らリーダー育成のプランを立てようにも、

「一体、何を基準にリーダー育成を行っていけばいいのかわからない。」

と声も多くいただきます。

 そこで、この記事では、これまで100社以上、のべ1万人超のリーダー育成・組織創りを支援してきた私たちマーヴェラスラボが、クライアントからこのようなご相談をいただいた際にお伝えしている、次世代リーダー育成を成功させる3つのポイントをご紹介していきます。

次世代リーダー育成|失敗しない3つのポイント

Point1. 次世代リーダーに必要とされる要素を理解する
Point2. 各階層ごとに求める役割を明確化し、段階式に学ぶ機会を創る
Point3. 学ぶことではなく、身につけることを目的にする

Point1. 次世代リーダーに必要とされる要素を理解する


 まずはじめに次世代リーダー育成プランを策定する上で重要な点は、リーダーとして必要な要素は何か?という基準です。

 この基準が現場に直結し、かつ具体的なものでなければ次世代リーダー育成プランは机上の空論となってしまいます。そこで私たちがオススメしているのは、「リーダー学」を使う方法です。

 「リーダー学」とは、私たちマーヴェラスラボの調査分析チームが1年間の歳月をかけ全世界のビジネスリーダー達に共通するリーダーとしての要素を導き出したリーダー育成における学習体系です。

 あなたもご存知のとおり、一口に「リーダーシップ」と言っても、私たちのほぼ全員が共通した「リーダーシップ」に関する教育を受けたことがありません。そのため、その方法やスタイルは個々人に委ねられてしまっているのが現状です。

 そこで、私たちはこの状況に疑問を持ち、誰もが学べる普遍的なリーダーシップの学問体系を作ることにしました。それが「リーダー学」です。

 これまで明確化されていなかった「リーダー」「リーダーシップ」の定義と要素を全世界に渡って調べ尽くし、リーダーに必須となる要素を体系化することで、誰もがリーダーとしての役割を果たせる教育体系を構築したのです。

 そのため、私たちが相談をいただいた場合は、次世代リーダー育成プランには「リーダー学」で導き出しされた以下の7つの要素を段階的に取り入れることをオススメしています。

(1)歴史論(理論、実例)
歴史・過去の経験を未来に活かす力。

(2)人間論
一人の人を理解し、分析する力。

(3)集団論・(4)組織論
集団と組織の違いを理解する。
組織を分析・理解し正しい方向に導く力。

(5)技術論
リーダーシップを発揮するうえで必要な力。

(6)戦略論
成果を出す、勝つための道筋をしっかりと立てる力。

(7)予測論(適応論)
成果を出す過程で起こりうることを予測・想像する力。

 いかがでしょうか?
これら7つが私たちが調べた結果、世界中のトップビジネスリーダーに共通する要素でした。そのため、私たちが人材育成構築コンサルティングをする際は上記の7つの力を段階的に、各階層のリーダーが学べる育成プランを設計させていただいております。

 以上の例はあくまで私たちの例ですが、上記のように、次世代リーダー育成プランを立てる際は「次世代リーダーにどんな力・役割を発揮してもらいたいか?」から逆算し、身につけさせるべきスキルを考えると上手くいきます。

Point2. 各階層ごとに求める役割を明確化し、段階式に学ぶ機会を創る


 さて、リーダーとしてのゴールを決めた後は、各階層のリーダーに段階的にスキル習得機会を設ける必要があります。ただ当然ですが、いきなり全て学ばせようにも難しいのが現状です。

 また、現場リーダー、中間管理職、課長、部長、経営陣といった各リーダーにも役割に応じて求められる力がそれぞれ異なると思います。

 そこで、各階層のリーダーに求める役割ごとに、リーダーとして身につけておいて欲しい力や要素の優先順位を決め、徐々にリーダーとして必要なスキルを段階的に身に着けていくように設計をしてあげるとリーダー育成プランが上手くいくケースが多いです。

 具体的なプランとして「リーダー学」を例にとると、

■現場リーダー、若手リーダー育成の場合
現場での成果を出してほしい=「(1)歴史・(2)人間論」

■中間管理職、課長、部長育成の場合
さらに組織マネジメントもできてほしい=「(3)集団論(4)組織論(5)技術論」

■経営幹部層育成の場合
さらにさらに戦略立案もできてほしい=「(6)戦略論(7)予測論」

といったように段階的に各リーダー層に分けて育成していくことで、次世代リーダー育成プランの策定と各リーダー育成が実現できるようになります。

Point3. 学ぶことではなく、身につけることを目的にする


 ここまでリーダーに必要な要素の解説と、段階式に学ぶ機会を設けるイメージ図を共有させていただきましたが、どれだけ素晴らしい学習機会を設けても、身につかなければ意味がありません。
 そのためリーダー育成プランを計画する場合には、各リーダーに必要な要素を身につけてもらうことを目的にリーダー育成をしていかなければなりません。

 そこで私たちがオススメしている手法は、体験型研修です。
体を動かして行うこの研修は、各リーダーが学んだ「知識」を「実践」に変えることを目的としています。

 一般的にセミナー形式やE-larningで学んだ場合、人は学習内容の5~10%近くしか覚えることができないと言われています。しかし、体験を通して学んだ場合の学習定着率のなんと75%。実に、座学と比べ学習効果に10倍近くの差があるのです。

 そのため、リーダー育成のような実践を変える、現場でのリーダーの行動を変えることを目的とした場合は、体験型研修を取り入れたリーダー育成を段階的に行うことがオススメです。

 次世代リーダー育成を成功させる3つのポイントは以上になります。
今回の記事はいかがでしたか?私たちの行う次世代リーダー育成に興味のある方はその他の記事もお読み下さい。

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