リーダー研修|次世代リーダーを選ぶ3つのポイント
2019.05.30
ブログ”リーダー層への研修には、どこまでのリーダーが参加するのがいいですか?”
”部署ごとに分けた時に、同じ部署の上司と部下もいた方がいいでしょうか?”
こうした質問はリーダー研修をお考えの企業さまから私たちがいただく代表的な質問のうちの1つです。リーダー研修を行う際に、研修に参加させる対象は、
・リーダーだけでいいのか?
・どこまでのリーダー層を考えればいいのか?
・上司と部下も必要なのか?
と様々な疑問がでてくるかもしれません。しかし、リーダー研修におけるリーダー層の選び方は3つの視点を持っていれば、簡単に判断できるようになります。
そこで、この記事では『リーダー研修を選ぶ3つのポイント』として、あなたの会社に最適なリーダー研修を実施できるようリーダー層を選ぶ3つのポイントをお伝えしていきます。
リーダー研修を選ぶ3つのポイント
Point.1 リーダー層のリーダーシップ・マネジメント力の体得が目的の場合
Point.2 選んだリーダーに組織内の人間関係改善をしてもらいたい場合
Point.3 リーダーにメンバーへの経営理念・ビション浸透をしてほしい場合
◯リーダー研修は座学よりも体験型がオススメです
Point.1 リーダー層のリーダーシップ・マネジメント力の体得が目的の場合

まずは1つ目のポイントです。リーダー研修の目的がリーダー層へのリーダーシップ開発、マネジメントスキルの習得が目的であれば、リーダー層の選定はリーダーシップ開発、マネジメントスキルを習得してほしいリーダー層を選定するだけで問題ありません。
実施例としては、次世代リーダーの早期育成や、はじめて管理職になった層へ一律でリーダー教育、マネジメント研修をしたい場合にこのような選び方をすると良いでしょう。
なぜなら、リーダー層のリーダーシップ開発・マネジメント力の体得が目的となる研修の場合は、「個々のリーダー性の開発」と「リーダーとなった際に必要となるスキルの習得」に重点を置けるため、リーダーとなった際にスムーズにリーダーシップを取れるようになるからです。
Point.2 選んだリーダーに組織内の人間関係改善をしてもらいたい場合

次に2つ目のポイントです。今回のリーダー層への研修目的が「組織内の人間関係の改善、組織変革を推進したい」ということであれば、リーダー層の選定はせず、基本的に組織メンバー全員でのチームビルディング研修の実施をオススメしています。
その理由は、組織全体での問題を解決したい場合、問題点の発見が組織全体を見ないとわからない場合が多いからです。
リーダー層へのみ研修を行った場合、問題解決スキルをリーダーに手渡す形になりますが、組織内の信頼関係の改善に対しては、リーダーのみの力ではなく外部からの介入あることでスムーズに問題解決できるケースが少なくありません。
だからこそ、リーダー研修の目的が「組織内の人間関係の改善、組織変革を推進したい」の場合は、リーダー層だけでなく組織メンバー全体でのチームビルディング研修を検討されると良いでしょう。
また、今回は「リーダー層しかピックアップできない!」ということであれば、Point.1でご紹介したリーダー層へのマネジメント研修を実施するといいと思います。
Point.3 リーダーにメンバーへの経営理念・ビション浸透をしてほしい場合

最後に3つ目の視点です。あなたのリーダー研修の目的が、
”経営理念やビジョンをもっと社内に浸透するように、リーダーを教育したい”
”一体感のある組織を創るために、リーダーを教育したい”
ということであれば、リーダー層の選定は教育したいリーダー層もしくは組織全体、どちらでもいいでしょう。
両者の違いは、リーダー層へのみ教育研修をする場合は現場へ戻った後に社内へ会社の価値観が浸透するようリーダーが自ら実践する形になります。
一方で、組織全体で研修を行う場合では、研修中に経営理念・ビジョン浸透を促すため、現場に戻った後は共通認識として組織全体が理念やビジョンの大切さ、共感を持った状態で日常業務へ向かうというメリットもあるからです。
どちらの方法を選ぶかは企業の現状によって異なるため、一概にお伝えできません。両者のメリット・デメリットを知ったうえで選ぶといいです。
◯リーダー研修は座学よりも体験型がオススメです

最後になりますが、リーダー研修をお考えの方は座学研修よりも体験型研修がオススメです。
その理由は、リーダー層への研修をお考えということはリーダー層に「現場での成果」「組織の生産性向上」を求められているのだと思います。
一般的によく目にするのが、公開型のセミナー研修やケーススタディを学べる疑似体験研修だと思いますが、これらは知識の習得には役立ちますが、受講したリーダーの実践を変えるという意味では、効果を実感いただけないはずです。
一方、体験型でのリーダー研修の場合は研修中に何度も実践形式でのPDCAを回せるため、学んだ知識を研修中に「身につける」ことができます。ぜひ、参考にしてみて下さい。
『リーダー研修を選ぶ3つのポイント』については以上となります。
マーヴェラスラボの実施するリーダーシップ研修に興味のある方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
・【動画付き】失敗しない次世代リーダー研修|プログラム内容と効果をご紹介
・リーダーシップ研修の費用と予算の考え方
・他社がやっている「体験型研修」との違いは何ですか?マーヴェラスラボ独自の強みご紹介
MARVELLOUS LABO Inc.
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