リーダー達の達成意欲や積極性が高まり、部署内でも中心人物として活躍しています!
この度、日本包装機械株式会社様のリーダー育成研修を担当させていただきました。
弊社にご依頼をいただく前、組織マネジメントにおいて感じていた課題は何ですか?
弊社は、創業60年の歴史があります。
その中で培ってきた仕事の流れと、現代の仕事の流れにギャップがありました。
経験が個人への依存を高め、部署間・個人間の関係が希薄になり、保守的な言動が多く課題だと感じていました。
また、粘り強く・責任をもって人を育てる文化もありませんでした。
研修や社内に明確な基準も無いまま管理職となり、マネジメントというものに意識を向けておらず、自覚も責任もないままだった為、組織としては機能していませんでした。
その結果、作業者層と管理者層、管理者層と経営層のコミュニケーションエラーや新入社員の成長スピード等も問題として表れておりました。
どうにか個人の経験を部門内で共有し、会社の組織力を高めたいと模索していました。
弊社にご依頼をいただいた、決め手は何でしたか?
経営陣の刷新を契機に、組織の再構築・次世代の育成が重要課題のひとつとして位置づけられました。
課題解決を進める中で、次世代のリーダー候補には積極的な行動と責任感で組織をより良くしていける人財になってもらいたい、可能な限りその人財を社内から多く輩出したいと考えました。
座学やグループワークで手法や思考を頭だけで育てる研修が多い中、 「積極的な行動で示せる人財になってもらう事が出来る研修」として提案されました。
マーヴェラスラボ様では、体感研修を通じて頭を育てるだけではなく心を育てる研修で行動が伴う結果が期待出来ると感じたからです。
実際にリーダー研修を実施してみて、どのように感じられましたか?
各部署から参加したメンバーだった為、「顔は合わせた事があるが、あまり話した事がない」そんな状況からの研修スタートでした。
仕事上話した事がある人・年齢が近い人・同じグループになった人と、表面的な会話から想いの語り合いへ変化して行く姿を見る事が出来ました。
一つ一つのワークを経験する度に、向き合い方・考える視点が変化し個人の成長を感じました。
個々の目的を達成する気持ち・考え始める前提(マイナス思考→プラス思考)の変化や達成したい気持ちの強さにも変化を感じました。
また、研修参加者の変化は周りに影響を与えられる状況となっており、チャレンジ精神や「会社をもっと良くしたい」等の変化を、随所に感じられる組織になってきました。
導入後の効果
参加したメンバーが積極的に新しい事へ挑戦する様になりました。
積極的な意見・プラス思考から出される提案も増え、周りもビックリしています。
参加していない上司・同僚・部下も刺激があり、積極的な社員も現れ良い変化のスタート点を作れています。
全社で取り組んでいるプロジェクトでも小集団で打合せが活発になり、良い結果に繋がりそうです。
製造業ではIT化・IOT・DXに対して遅れがありますが、率先したリーダーの参加でより良い価値が生み出せそうです。
明らかに意見が増えたこと、会社に対して意見を出せる環境にあると思ってもらえるようになった事は、経営層との距離が近くなった結果だと思います。
どのような会社様、どういう人に弊社の研修を勧めたいですか?
製造業の中小企業へ特に勧めたいです。部分的な強みを持っている会社では組織構築に弱点を持つ会社が多いと思います。
特に組織を構築・成熟させたいとお考えの会社は、リーダーを成長させてあげて下さい。
中小企業では社員育成の仕組みが出来ていない為、お手本に出来る人やお手本自体が分からない若手が沢山います。
その為、弊社では35歳以下のリーダー候補に研修を取り入れ、スピード感・結果を出しています。
実際に自然と周りと協力し部署内でも中心人物として活躍しています。
今後の展望
会社として大きくなる事が前提ですが、多くの社員に安心と目標を与えられる企業にしたい。
終身雇用ではなくなった今、入りたいと思える企業か・一緒に成長したいと思える企業なのかが重要だと考えています。
作業層から管理層へ成長する中で、経験値や研修等で人財価値を高めても安心と目標を与えられなければいけなく、個人の成長が組織の成長になる企業にしたいと思います。
その為、個人の固定概念を柔軟な考え方にし、環境の変化・時代の変化に対応する組織にしていきたいと思います。